国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、ミツバチ等授粉生物の減少が企業の調達する農作物の質と量を脅かしているが、これに対する企業の取組みは不十分であると報告した。調査はケンブリッジ大学持続可能性リーダーシップ研究所他が共同で実施し、何らかの授粉生物保護対策を実施する27企業に机上調査を、うちボディショップ、ペプシコ等8企業対象にアンケート、インタビュー、ワークショップを行った。企業は授粉の経済活動への影響を理解しているが、積極的取組みには作物生産と授粉の関係について科学的な説明と経済的見返りの確証が必要だと考えている。今後、科学的な知識の普及や授粉生物の経済的価値の啓発、認証制度への授粉生物保護基準の導入、企業の取組みを推進する連携組織の設立が必要である。授粉生物は、食用作物生産量の4分の3、年5770億ドル分の生産に寄与し、授粉生物への依存は1961年当時の4倍に増加したが、生息数は急減し野生のミツバチやチョウの9%以上が局地的な絶滅の危機にある。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連環境計画、授粉生物の減少が農作物のサプライチェーンを脅かしているが対策が不十分と報告 |
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日付1 |
刊行日: 2018/04/13 |
要約 | 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、ミツバチ等授粉生物の減少が企業の調達する農作物の質と量を脅かしているが、これに対する企業の取組みは不十分であると報告した。調査はケンブリッジ大学持続可能性リーダーシップ研究所他が共同で実施し、何らかの授粉生物保護対策を実施する27企業に机上調査を、うちボディショップ、ペプシコ等8企業対象にアンケート、インタビュー、ワークショップを行った。企業は授粉の経済活動への影響を理解しているが、積極的取組みには作物生産と授粉の関係について科学的な説明と経済的見返りの確証が必要だと考えている。今後、科学的な知識の普及や授粉生物の経済的価値の啓発、認証制度への授粉生物保護基準の導入、企業の取組みを推進する連携組織の設立が必要である。授粉生物は、食用作物生産量の4分の3、年5770億ドル分の生産に寄与し、授粉生物への依存は1961年当時の4倍に増加したが、生息数は急減し野生のミツバチやチョウの9%以上が局地的な絶滅の危機にある。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | ミツバチ、国連環境計画、サプライチェーン、農作物、授粉生物、UNEP-WCMC、ケンブリッジ大学、食用作物生産量 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99052 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/04/24 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=23971 |
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