ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所は、大学やコンサルティング企業と共同で、エネルギー効率の改善がエネルギー費用の削減以外に大気質や健康、経済の面でも多くの利益をもたらすことを、EUのホライズン2020研究助成プログラムによる研究で明らかにした。研究者らは様々な部門における個々の対策を考慮し、2030年までの基準シナリオと野心的効率改善シナリオを設定、エネルギー効率改善の影響を最新のモデルで定量化した。その結果、たとえば建物の省エネ改修にはエネルギー費用の削減に加え、屋内の空気の浄化などによって人間の健康にも好影響があることがわかった。屋内環境の改善は、寒さや湿気といったエネルギー貧困に関連する健康上の問題も緩和する。EU域内では建物の改修だけでも年間約2000人近く、新築では1万6000人の早死を防ぐことができるという。建物の改修を通じたフットプリント削減も9000万トン以上になるという。さらに研究者らは、効率改善への投資と複数の利益を比較できる政策決定者向けのオンラインツールを開発した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ヨーロッパの研究チーム、エネルギー効率の改善がもたらす複数の利益を分析 |
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日付1 |
刊行日: 2018/05/18 |
要約 | ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所は、大学やコンサルティング企業と共同で、エネルギー効率の改善がエネルギー費用の削減以外に大気質や健康、経済の面でも多くの利益をもたらすことを、EUのホライズン2020研究助成プログラムによる研究で明らかにした。研究者らは様々な部門における個々の対策を考慮し、2030年までの基準シナリオと野心的効率改善シナリオを設定、エネルギー効率改善の影響を最新のモデルで定量化した。その結果、たとえば建物の省エネ改修にはエネルギー費用の削減に加え、屋内の空気の浄化などによって人間の健康にも好影響があることがわかった。屋内環境の改善は、寒さや湿気といったエネルギー貧困に関連する健康上の問題も緩和する。EU域内では建物の改修だけでも年間約2000人近く、新築では1万6000人の早死を防ぐことができるという。建物の改修を通じたフットプリント削減も9000万トン以上になるという。さらに研究者らは、効率改善への投資と複数の利益を比較できる政策決定者向けのオンラインツールを開発した。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | エネルギー効率、ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所、省エネ改修、エネルギー費用、エネルギー貧困、フットプリント削減 |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99251 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/05/24 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24155 |
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