ドイツ連邦環境庁(UBA)は新たに公表した報告書「環境データ2018:環境と農業」で、農業による環境負荷は依然として大きいことを、窒素、農薬、農地の生物多様性等を挙げて指摘した。肥料や畜産に由来する窒素は、水域の富栄養化や土壌酸性化、生物種の減少の原因となっている。農業の年間窒素投入量(1ha当たり)は、1993年の118kgから2013年には97kgに減少したが、減少のペースは過去10年で減速した。農薬の過度の使用が環境に与える影響も大きく、農薬と昆虫の死の関連性はすでに証明されている。平均して農地1ha当たりに使用される農薬は年間8.8kg。販売量(国内)は1994~2015年に3万トン弱から4万トン以上に増加し、そのうち最も多いものは除草剤類(34%)であった。農地の生物多様性を示す指標値は、1975年の117%から2014年には57%に減少した。永久草地の面積は1991年の530万haから2015年の470万haに減少し、生息する生物種の約半数が絶滅に瀕しているか、既に失われているという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ドイツ連邦環境庁(UBA)プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ドイツ連邦環境庁、農業がもたらす環境負荷をデータで報告 |
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日付1 |
刊行日: 2018/06/05 |
要約 | ドイツ連邦環境庁(UBA)は新たに公表した報告書「環境データ2018:環境と農業」で、農業による環境負荷は依然として大きいことを、窒素、農薬、農地の生物多様性等を挙げて指摘した。肥料や畜産に由来する窒素は、水域の富栄養化や土壌酸性化、生物種の減少の原因となっている。農業の年間窒素投入量(1ha当たり)は、1993年の118kgから2013年には97kgに減少したが、減少のペースは過去10年で減速した。農薬の過度の使用が環境に与える影響も大きく、農薬と昆虫の死の関連性はすでに証明されている。平均して農地1ha当たりに使用される農薬は年間8.8kg。販売量(国内)は1994~2015年に3万トン弱から4万トン以上に増加し、そのうち最も多いものは除草剤類(34%)であった。農地の生物多様性を示す指標値は、1975年の117%から2014年には57%に減少した。永久草地の面積は1991年の530万haから2015年の470万haに減少し、生息する生物種の約半数が絶滅に瀕しているか、既に失われているという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
水・土壌環境 環境総合 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | 生物多様性、ドイツ連邦環境庁、UBA、富栄養化、環境データ2018、窒素投入量、土壌酸性化 |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99423 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/06/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24286 |
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