ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2016年にドイツで発生した容器包装廃棄物は1816万tとなり、2015年比で0.05%増加したと公表した。国民一人当たりの量は220.5kgとなった(EUは167.3kg)。報告によると、容器包装廃棄物の70%はリサイクルされ、残りの多くはエネルギー回収に使われた。リサイクル率は種類によって異なり、ガラス(85.5%)、紙(88.7%)、アルミニウム(87.9%)、鋼鉄(92.1%)は高いが、プラスチック(49.7%)、木材(26%)は低い。特にプラスチック容器については、素材が多様なことから分別とリサイクルが困難な状況にある。2019年1月1日に新しい容器包装廃棄物法が施行され、これにより、デュアルシステムの対象となるプラスチックの容器包装廃棄物のリサイクル目標値は、当面58.5%、2022年以降は63%へと増加が求められる。また報告では、容器包装に使用されるネオジム磁石の問題を指摘した。2017年にドイツでは、約4.5tのネオジム磁石が容器包装廃棄物として排出された。ネオジムは希土類の1つで希少な資源だが個別回収は行われていない。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ドイツ連邦環境庁(UBA) プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ドイツ、2016年も多くの容器包装廃棄物を排出 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2018/07/25 |
要約 | ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2016年にドイツで発生した容器包装廃棄物は1816万tとなり、2015年比で0.05%増加したと公表した。国民一人当たりの量は220.5kgとなった(EUは167.3kg)。報告によると、容器包装廃棄物の70%はリサイクルされ、残りの多くはエネルギー回収に使われた。リサイクル率は種類によって異なり、ガラス(85.5%)、紙(88.7%)、アルミニウム(87.9%)、鋼鉄(92.1%)は高いが、プラスチック(49.7%)、木材(26%)は低い。特にプラスチック容器については、素材が多様なことから分別とリサイクルが困難な状況にある。2019年1月1日に新しい容器包装廃棄物法が施行され、これにより、デュアルシステムの対象となるプラスチックの容器包装廃棄物のリサイクル目標値は、当面58.5%、2022年以降は63%へと増加が求められる。また報告では、容器包装に使用されるネオジム磁石の問題を指摘した。2017年にドイツでは、約4.5tのネオジム磁石が容器包装廃棄物として排出された。ネオジムは希土類の1つで希少な資源だが個別回収は行われていない。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | リサイクル、プラスチック、ドイツ連邦環境庁、エネルギー回収、ネオジム磁石、容器包装廃棄物、容器包装廃棄物法、デュアルシステム |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99974 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/08/03 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24728 |
---|