アメリカ環境保護庁、暖炉の効率アップと安全性へのヒントを提案
発表日:2012.12.13
アメリカ環境保護庁(EPA)は、薪ストーブや暖炉をこの冬も利用する人たちに向けて、より効率的かつクリーンに薪を燃やすためのヒントを提案している。薪を燃やして発生する煙には、子どもや高齢者、肺疾患や喘息を抱える人たちに特に健康リスクのある微粒子汚染物質やガスが含まれるが、よく乾燥した薪をEPA認定薪ストーブで燃やすことで、こうした煙の排出を抑制できるという。具体的なヒントは以下のとおり。1)未認定の旧式モデルをEPA認定の薪ストーブや暖炉用インサート(暖炉埋め込み式ストーブ)にグレードアップする。煙の量が約70%減少し熱効率も約50%良くなる。2)色が黒っぽく木目に割れ目があり、叩くと中が空洞の音がする薪を使う。こうした薪は含水率20%以下に乾燥している。塗装や化学処理された木材は燃やさない。3)年一回の点検・保守サービスを受ける。4)開放型の暖炉は、ガス暖炉などに転換する。詳しくはEPAのウェブサイト「賢く燃やす」へ。
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