アメリカエネルギー省、ガソリン車と電気自動車の走行コスト比較サイト「eGallon」を更新、電気自動車の市場拡大を強調
発表日:2013.07.19
アメリカエネルギー省(DOE)は、ガソリン車・電気自動車の走行コストの比較サイト「eGallon」の価格データを更新し、電気自動車の市場拡大を強調した。2013年6月に開設された同サイトは、ガソリン1ガロン当たりの走行距離を同等の電気自動車で走った場合のコスト(電気代に相当)を示している。最新版のeGallon価格(全米平均)は前月の1.14ドルから1.18ドルへ微増したが、ガソリン価格(3.49ドル)に比べれば依然としてはるかに低い。プラグイン電気自動車(PEV)の2012年の販売台数は5万2000台(前年比3倍)、2013年上半期は4万台を突破(前年同時期の倍増以上)。ハイブリッド車は導入30カ月後の月間販売台数が3000台に届かなかったが、PEV(2010年12月導入)は約9000台を記録している。DOE長官は、「燃料としての電気価格の安さと安定性が国民に受け入れられてきたことは環境・経済の両面にとって朗報。市場拡大に伴い、PEVは大気汚染・気候変動対策で果たす役割は大きい」と述べた。
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