アメリカエネルギー省、大学での革新的バイオ燃料プロジェクトに助成
発表日:2008.09.10
アメリカエネルギー省(DOE)は、革新的な6件のバイオ燃料研究プロジェクトに、440万ドルを上限に助成を行うことを発表した。国内の大学のプロジェクトを対象に、食糧以外のセルロース原料をバイオ燃料に変えるための、費用対効果の高い、環境にやさしいバイオマス転換技術の研究開発を支援する。助成対象には、トレド大学(リグノセルロース系バイオマスの生物学的変換で使用される、生産力や費用対効果の高い生体触媒の開発)、スティーブンス工科大学(熱分解油を合成ガスに変換するマイクロチャンネルリアクターの評価・実証)、モンタナ州立大学(ユタ州立大学と共同で、藻類の油含有量を評価し、油分の生成能力が高い個体群を特定)等が選ばれた。これらの革新的技術への投資は、2007年のエネルギー自立・安全保障法による「2022年までに少なくとも360億ガロンの再生可能エネルギーを生産する」という目標の達成を目指すものである。
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