世界気象機関、欧州や北米の熱波など現在発生中の極端気象を報告
発表日:2015.07.03
世界気象機関(WMO)は、欧州の熱波、北米の高温と火災など北半球の各地で発生している極端気象についての情報をまとめて報じた。WMOは、これらが気候変動か自然の変動かを判断するのは時期尚早だとしながらも、熱波が長期化・頻発化・激甚化すると予測している気候変動のシナリオに合致すると指摘している。欧州では、2003年と2010年の熱波で多くの人々が死亡しているが、2015年はそれより早い時期に広範囲にわたって熱波が発生しているという。熱波はサハラ砂漠から北上し、イベリア半島で6月下旬に43℃を記録するなど、欧州各地で最高気温を更新した。ドイツ気象局の分析では、この高温と乾燥は今後も続くという。北米西部各地でも最高気温を更新している。気温の上昇と、異常に乾燥した状態の中で雷雨が頻発し、これに起因する山火事の件数も増加している。アジアでは、パキスタンのカラチで熱波が発生し1000人以上が死亡するなど被害が拡大しており、中国南西部でも35℃を超える熱波と豪雨・洪水が広範囲にわたって発生している。
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