アメリカ環境保護庁、ウェストバージニア州の水質改善計画を支援
発表日:2017.08.02
アメリカ環境保護庁(EPA)は、ウェストバージニア州の水質改善計画を承認し、費用の一部を支援することを発表した。計画は州の環境保護局が作成し、州内の下水処理設備の新設・改良などの各種プロジェクトを盛り込んだ。たとえば、ハリソン郡のプロジェクトは自然流下式下水道、ポンプ場、圧送管を設置するほか、日に10万ガロンの処理能力のある新たな排水処理施設を建設する予定で、費用は1,087万ドル超を計上している。各プロジェクトを合わせた計画の費用総額は5,650万ドルにのぼり、このうちEPAは州水質浄化回転融資基金(CWSRF)を通じ2,066万ドルを支援する。CWSRFは水インフラの建設費用を低利で融資する連邦プログラムで、飲料水の水源や野生生物の生息地である河川や湖沼の水質保護に必要な排水処理施設の建設プロジェクトなどを対象としている。費用の残りは、CWSRFの過去の融資の返済金、州のマッチング資金や債券収益などが充てられる。
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