欧州環境庁、2017年の新車の燃費は横ばいと報告
発表日:2018.04.23
欧州環境庁(EEA)は、2017年にEUで販売された新車の燃費が2016年と同水準だったとする暫定データを公表した。2017年の新車の平均CO2排出量は118.5gCO2/kmで、前年比0.4g/kmの微増であった。2010年からは22gCO2/km減少しているが、2021年目標(95gCO2/km)を達成するためには一層の燃費改善が必要だという。その他、今回のデータからは、1)域内の乗用車の新車登録台数は1510万台で2007年以降最多となった、2)新車登録台数に占めるガソリン車の割合(53%)は、初めてディーゼル車の割合(45%)を上回った、3)前年と比較した平均燃費は、ガソリン車が同水準(2017年は121.6gCO2/km)、ディーゼル車が悪化(同117.9gCO2/km)となった、4)プラグインハイブリッド車と電気自動車の販売台数は伸び続けているが、新車販売台数に占める割合は依然として低い(1.5%)、5)新車の平均重量は2016年とほぼ同水準であった、等が示された。
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