韓国環境部、小水力発電を活用したグリーン水素施設を建設
発表日:2022.07.26
韓国環境部(MOE)は、気候対応基金から30.8億ウォンを投資して、浄水場の小水力発電を利用してグリーン水素を製造する。小水力発電により得られた再生可能エネルギーで浄水場の水を電気分解すると、年間69トンのグリーン水素を製造でき、これは1日に188kgのグリーン水素を供給できる量に相当し、1日あたり38台の水素自動車に供給できる。さらに同部は浄水場の空き地に水素ステーションと水素バス専用の駐車場を建設、市と協力して市内バス450台をゼロエミッションバスに転換、大手民間企業と協力して移動式水素燃料供給ステーションを設置する。同部はこの実証施設設置の成功をもとに、再生可能エネルギーを利用したグリーン水素技術を全国に適用する。水素は再生可能エネルギーを貯蔵・移動でき、同国における2030年までの「国が決定する貢献(NDC)」と、2050年までのカーボンニュートラル目標達成に不可欠である。
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