韓国環境部、下水処理場や浄水場からのエネルギー生産を計画
発表日:2022.06.24
韓国環境部(MOE)は、排水処理場、浄水場、ダムなどの環境施設で、バイオガス、水上太陽光発電、水力発電を活用し、再生可能エネルギー発電量を倍増する計画を発表した。同部が運営するエネルギー生産施設を倍増させ、2026年までに年間4,800GWhのエネルギーを生み出し、4,735億ウォンの電力コストを削減、70万トンの温室効果ガスを削減する予定である。また、バイオガスの生産量を増やすため、90%以上が飼料や堆肥として処理されている生ごみ、家畜排泄物などの有機廃棄物を、エネルギーとして再利用する。バイオガスは従来のガスや熱、電気に代替するほか、多くの民間企業がバイオメタンガスを使用したグリーン水素の製造に関心を寄せており、同部はグリーン水素の製造施設を現在の2施設から5施設へ、段階的に増やす方針である。同部は水管理政策室のもと、再生可能エネルギーに関する作業チームを組織し、環境施設の二酸化炭素削減とエネルギー自立のための政策を立案した。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS