OECD、世界40か国の幸福度を測定した新報告書を公表
発表日:2011.10.12
経済協力開発機構(OECD)は、「より良い生活のためのより良い政策」を目指す取組の一環として、世界40か国における幸福(well-being)の要素を検討した新たな報告書「How's Life?」を公表した。報告書の基礎となったのは、OECDが2000年から取り組んできた、「発展」を計測する試みである。GDPのような一般のマクロ経済的統計では、人々の幸福を正しく表せないとの反省から、この報告書では、生活における具体的な11の側面(収入、仕事、住宅、健康、教育、環境など)から幸福度を評価している。主な調査結果として、1)雇用率が高い国は北欧とスイス、長期失業率がほぼゼロの国は韓国、メキシコ、ノルウェー、2)仕事と私生活のバランスに大きく影響する通勤時間の長い国は、南アフリカと韓国、3)社会的交流の多い国はニュージーランドとポルトガル、4)緑地の満足度が高い国はスカンジナビア諸国等が報告された。また、収入は幸福に欠かせない要素だが、裕福な国であっても、社会的交流や他人への信頼、治安といった面で劣る場合、幸福に対する満足度が必ずしも高くないことも明らかとなった。
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