特殊電極(株)、固体酸化物形燃料電池に関する特許を出願
発表日:2008.06.20
特殊電極(株)は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)に使用されるインターコネクタに関する特許を、東邦ガス(株)と共同で出願した。特許出願の名称は「インターコネクタおよびその製造法」(出願番号:特願2008-161145)。同社によると、SOFC用のインターコネクタに、同社が開発した表面改質技術を用いて表面処理を施すことにより、従来に比べて、発電効率、耐用度、製造コスト等の改善が実証されたという。燃料電池とは、乾電池などの一次電池や鉛蓄電池などの二次電池とは異なり、水素などの燃料と酸素などの酸化剤を供給し続けることで継続的に電力を取り出すことができる発電システム。その中でもSOFCは、電力と熱源(温水等)が同時に得られるコジェネレーションシステムの構築が可能な次世代型燃料電池として、世界的に実用化が期待されている。インターコネクタは、このSOFCの性能に直接影響する重要な部品である。
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