長野県は、小海県有林で取得したオフセット・クレジット（J-VER）の販売を、平成25年3月1日から開始すると発表した。J-VERは、温室効果ガスの排出削減・吸収量を販売可能なクレジットとして認証する環境省の制度。同県では、小海県有林の森林整備による二酸化炭素吸収量について認証を受け、取得したクレジットを環境貢献に取り組む県内外の企業や団体に広く販売している。今回、追加認証受けた384t-CO2のクレジットの販売を開始する。購入対象者は、カーボン・オフセット及び環境貢献活動を実施する企業・団体で、販売単位は1t-CO2である。同県では、販売収益について、今後の県有林の森林整備に活用するという。