国土交通省は、平成25年1月25日にミャンマー・ヤンゴンで開催した「日・ミャンマー環境セミナー」の開催結果を公表した。同セミナーは、平成21年12月の「第7回日ASEAN交通大臣会合」にて承認された「交通分野における環境に関する行動計画」の一環としてASEAN各国において開催しているもの。今回の同セミナーは、交通分野における総合的な環境対策の実施についての理解促進のために開催された。日本側から、環境対策を効果的に実施するためには、総合的な計画の策定が重要であることを説明するとともに、航空分野、港湾分野における環境対策について、日本の事例を紹介し、環境に関する日本の技術や制度の先進性等をアピールした。ミャンマー側からは、強い関心が示されるとともに、両国間の交通分野における協力全般に関する対話の促進への期待が示された。同省では今後、3月にフィリピンで環境セミナーを開催する予定という。