環境省など、避難指示解除準備区域を対象とした放射線モニタリングの測定結果(飲用の井戸水等)を公表
発表日:2013.02.15
環境省と原子力規制委員会は、避難指示解除準備区域を対象とした放射線モニタリングについて、飲用の井戸水等(南相馬市、田村市分)の測定結果を公表した。これは、内閣府原子力被災者生活支援チーム、復興庁、文部科学省、福島県及び環境省が、避難指示解除準備区域への帰還・復興支援をするため、放射線モニタリングアクションプランに沿って、各種のモニタリングを実施しているもの。今回、平成24年7~12月に実施した飲用の井戸水や沢水等の引き水のモニタリングにおける南相馬市239箇所と田村市614箇所の測定結果を公表した。これによると、放射性ヨウ素は、水質・底質とも、全地点で不検出であった。放射性セシウムは、南相馬市の5箇所で水道水中の放射性物質に係る管理目標値である10Bq/Lを上回った。これらの井戸は、現在は飲用井戸として利用されていないことを確認しており、再度測定を行う予定という。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS