環境省と経済産業省、平成23年度PRTRデータの概要等を公表
発表日:2013.02.28
環境省と経済産業省は、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)に基づき、届出対象事業者から届出された平成23年度の化学物質の排出量・移動量(PRTRデータ)等の集計結果を公表した。平成23年度は、全国の36,638事業所から届出があり、届出排出量174千トン、届出移動量225千トンで、合計は399千トン(前年度比5%増)であった。そのうち、継続物質である276物質は、届出排出量157千トン、届出移動量199千トンで、合計は356千トン(前年度比6%増)であった。総届出排出量の内訳は、大気への排出158千トン、公共用水域への排出8.6千トン、土壌への排出0.15千トン、事業所内での埋立処分7.5千トン。総届出移動量の内訳は、事業所外への廃棄物としての移動224千トン、下水道への移動1.4千トンとなった。また、届出排出量・移動量の多い上位5物質は、トルエン、マンガン及びその化合物、キシレン、塩化メチレン、エチルベンゼンであった。
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