長野県、小海県有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を1団体に販売
発表日:2016.01.29
長野県は、小海県有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を購入した1団体に、平成28年2月3日に協力団体認証書を贈呈すると発表した。J-VERは、温室効果ガスの排出削減・吸収量を販売可能なクレジットとして認証する環境省の制度。同県では、小海県有林の森林整備による二酸化炭素吸収量について認証を受け、取得したクレジットを環境貢献に取り組む県内外の企業や団体に広く販売している。今回認証書を受け取るのは、国際労働組合の1団体で、10t-CO2のクレジットを購入しており、旅客自動車産業に従事する労働組合として、社会貢献の一環で、自動車を利用する組合行事においてカーボン・オフセットを行う。なお、認証を受けた1,207t-CO2のクレジットのうち、これまでの販売量は1,076t-CO2となった。同県では、販売収入について、今後の県有林の森林整備に活用するという。
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