青森県は、第四次青森県環境計画を策定したと発表した。同計画は、青森県環境の保全及び創造に関する基本条例に基づき、同県における環境の保全及び創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための計画として策定したもの。同県の健全で恵み豊かな環境を損なうことなく維持しつつ、経済の発展を図りながら、より良い地域社会の創造を目指すため、同県が目指す環境の将来像を「循環と共生による持続可能な地域社会」とした。また、その実現に向け、7つの政策分野について28の「求められる施策」を掲げ、施策ごとに、「施策の概要」、「施策の展開方向」、「各主体に期待される役割」を示している。さらに、取組の目安となるようそれぞれの政策・施策を最も適切に把握できる指標を選定し、目標値を示している。同県では、県民や事業者、環境保全に関わる団体などが、各々の立場で環境保全に取り組むに当たっての行動指針となることを期待している。なお、計画期間は、平成25年度～平成27年度の3年間である。