横浜市は、環境未来都市推進プロジェクトとして、既存住宅のエコリノベーションの提案を募集すると発表した（参加登録受付期間：平成25年6月4日～14日）。既存住宅のエコリノベーション事業は、既存住宅を建て替えずに、生活様式や家族構成の変化に合わせて、環境性能や利便性の向上など、住宅の価値を高める改修を行うモデル事業を推進し、広く普及啓発することにより、民間住宅市場におけるリノベーション事業の活性化につなげるもの。今回、市民や市内企業が所有する既存住宅（一戸建ての住宅・共同住宅等）を対象に、エコリノベーションの提案を募集する。公募対象者は、市内の既存住宅の所有者と設計事務所及び施工業者等を構成員とする事業グループ。提案内容は、1）既存住宅の性能向上、2）ライフスタイルに応じた快適な住まい方の実現、3）市民等への普及啓発、4）環境に配慮したまちづくりの推進、である。同市では今後、公募選定委員会による厳正な審査を経て、平成25年9月に選定結果を発表するという。