横浜市、住まいのエコリノベーション推進事業を開始
発表日:2014.06.24
横浜市は、環境未来都市推進プロジェクトとして、住まいのエコリノベーション推進事業を開始すると発表した。低炭素社会の実現に向けて、新築住宅に比べストック数が多い既存住宅の省エネルギー改修等の対策を進めることが重要となっている。今回開始する事業は、既存住宅を建て替えずに、環境性能の向上やライフスタイルに対応した、住宅の価値を高めるエコリノベーション等工事を行おうとする住宅所有者に対して、これに要する費用の一部を補助することにより、民間住宅市場における既存住宅の温暖化対策を誘導し、市内企業等の技術力の向上、市民への普及啓発等の取組を推進することを目的とする。補助対象となる工事は、1)省エネ改修等:自然エネルギーの活用や省エネルギー性能を向上させる工事等で、概ね10%以上の省エネ率で、HEMS(家庭用エネルギー管理機器)を設置するもの、2)ライフスタイル対応改修等:ライフスタイルの変化や環境に配慮した住まい方を実現するための工事等、である。