京都市、「京都市次世代環境配慮型住宅」が完成
発表日:2014.08.08
京都市は、「京都市次世代環境配慮型住宅~エコリノベーション・京町家~」が完成し、一般公開すると発表した。同市では、エネルギー政策推進のための戦略及びグリーン産業振興ビジョンに基づき、エネルギーを賢く使うスマートシティの推進に取り組んでいる。その主要な取組である「スマートシティ京都研究会」での議論を踏まえ、「次世代環境配慮型住宅」の実証事業を進めてきた。今回完成した住宅は、省エネ・創エネ等の最新設備と自然を活かす京町家の知恵や工夫、そして現代の省エネ改修の建築仕様を融合させた改修住宅。エネルギー関連設備として、太陽光発電システム、家庭用燃料電池システム(エネファーム)、床下空調、HEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)を導入。また、建築仕様として、複層ガラス(窓)、断熱材(壁・屋根等)等を導入している。同市では今後、同住宅における省エネルギー効果の検証を進めるとともに、エネルギーを上手に活用・制御する住宅の一つのモデルとして、住宅関連業界・事業者等と連携し普及促進を図っていくという。
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