経済産業省、表層型メタンハイドレートの資源量把握に向けた調査を実施
発表日:2013.06.10
経済産業省資源エネルギー庁は、表層型メタンハイドレートの資源量把握に向けて、平成25年度から本格的な調査を実施すると発表した。メタンハイドレートとは、メタンと水が低温・高圧の状態で結晶化した物質。日本周辺海域において相当の量が存在していることが見込まれており、将来の天然ガス資源として期待されている。今回、主に日本海側で確認されている表層型メタンハイドレートの資源量を把握するため、本格的な広域調査等を実施する。調査方法は、船底に設置された機器から音波を発信することで、海底の地形や海底直下の地質構造を把握する。調査時期は、平成25年6月8日から7月20日まで。同庁では、今後3年程度で、資源量把握に向けた広域調査等を集中的に実施する予定で、今回の調査によって有望海域を抽出し、夏以降に自律型巡航探査機(AUV)等を用いた詳細な地質調査を実施するという。
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