Internet of Animals(IoA)を海洋管理政策の主要ツールに!
発表日:2025.03.19
神戸大学大学院海事科学研究科の岩田助教と早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の赤松教授らの研究グループは、バイオロギングを活用することで、人類が直面している様々な海洋の課題解決を図ることができると提言した。── 【レビュー論文の要旨】人類は現在、海洋温暖化、海洋ごみ、化学汚染、漁業による混獲など、さまざまな海洋課題に直面している。しかし、従来の観測手法では技術的・経済的な制約があり、観測の空白地帯が存在している。我々は、バイオロギングにより、従来の観測技術では困難だった海氷下や荒天時のデータを収集できると見ている。すなわち、オイラー型観測(人工衛星や定点観測など)に加え、ラグランジェ型の観測手法(例:観測船、漂流ブイ等)を“補完的に組み合わせる”手法が有効であると考えている。また、バイオロギングデータをネットワークを通じて活用する「Internet of Animals (IoA)」の展望についても議論し、海洋モニタリングの未来像を提示した。バイオロギングと従来の観測手法を組み合わせることで、科学的根拠に基づく海洋管理政策の立案に貢献できるだろう。(掲載誌:Water Biology and Security)
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