岐阜県、「岐阜県レッドリスト(植物編)改訂版」を公表
発表日:2013.06.25
岐阜県は、「岐阜県版レッドリスト(植物編)改訂版」を公表した。同県では、絶滅のおそれがある野生生物の保護対策の基礎資料として、平成13年8月に、岐阜県絶滅のおそれのある野生生物(レッドリスト)を選定し、「岐阜県の絶滅のおそれのある野生生物-岐阜県レッドデータブック- 2001」を作成した。今回、最新の知見を反映するため平成22年度から見直しを進めてきた「岐阜県レッドリスト(植物編)」を改訂した。掲載種は554種となり、初版(189種)から365種増加。絶滅危惧種1類には、マメナシ、オグラコウホネなど220種が増加し、244種となった。これらは、今回の改訂にあたり、岐阜県植物誌調査会員の協力を得たことで、データの蓄積が進み、選定種の増加につながったことによる。同県では今後、改訂したレッドリストを基に、「岐阜県レッドデータブック(植物編)改訂版」を平成25年度中に作成する予定という。
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