環境省、災害廃棄物処理の進捗状況(平成25年6月末時点)を公表
発表日:2013.07.26
環境省は、東日本大震災に伴う災害廃棄物処理の進捗状況(平成25年6月末現在)を公表した。地震と津波により被害を受けた13道県239市町村では、被災市町村全体の約70%にあたる167市町村で処理を完了。災害廃棄物1,932万トンのうち1,464万トン(約76%)、津波堆積物1,025万トンのうち510万トン(約50%)の処理が完了した。一方、特に甚大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の沿岸市町村では、災害廃棄物1,596万トンのうち、1,181万トン(約74%)の処理を完了し、5月末(1,089万トン(約68%))と比較すると92万トン(約6%)増加した。また、津波堆積物1,022万トンのうち、503万トン(約49%)の処理を完了し、5月末(419万トン(約41%))と比較すると84万トン(約8%)増加した。さらに、広域処理を実施済み、実施中、又は受入量決定済みの事業は、1都1府15県81件となり、広域処理済量は約41万トンとなった。