北九州市は、北九州市地域エネルギー拠点化推進事業を実施すると発表した。同事業は、市の一定の責任において地域を支えるため、低炭素で安定・安価なエネルギー供給を目指すものであり、昨年度1年間の調査・検討を踏まえ、響灘地区を中心にエネルギー拠点施設の立地、需要と供給を束ねるエネルギー網の構築に取り組むこととした。事業の具体化に向け、市・県・国・地元産業界・学識経験者等で構成される「北九州市地域エネルギー推進会議」を設置し、事業実現のための展開スキームをまとめるという。具体的な取組は、1）発電事業の立地可能性調査、2）高効率火力発電、3）洋上風力発電、4）地域エネルギーマネジメントの仕組みの検討など、である。