茨城県は、平成25年版環境白書を発行したと公表した。同書は、茨城県環境基本条例第8条の規定により、同県の環境の状況と環境の保全及び創造に関する施策の実施状況を公表するもの。今回、第2部では、県が展開する施策等11テーマをトピックスとして取り上げ、分かりやすく紹介している。1）茨城県の家庭部門における省エネルギー対策、2）微小粒子状物質（PM2.5）に係る注意喚起の実施、3）畜産系負荷低減の新たな取り組み、4）牛久沼に係る湖沼水質保全計画（第3期）の策定、5）使用済み小型家電のリサイクル、6）ラムサール条約登録湿地、7）森林湖沼環境税を活用した森林の整備・保全、8）水源地域の保全、9）第3次茨城県環境基本計画、10）鹿島臨海工業地域環境保全推進協議会設立40周年、11）森林湖沼環境税の延長。同県では、県議会、県庁出先機関、市町村、大学、県・市町村立図書館等に無償配布するほか、環境情報を県民に幅広く提供し、手軽に活用してもらうため、県ホームページに掲載するという。