新潟県、平成23年版「新潟県の環境」(環境白書)を作成
発表日:2011.09.27
新潟県は、平成23年版「新潟県の環境」(環境白書)を作成したと公表した。同書は、新潟県環境基本条例第8条に基づき、平成22年度における新潟県の環境の状況と環境保全の施策を公表するもの。今回は、別冊として、「福島第一原子力発電所事故に伴う新潟県内の放射線等の監視結果」も作成した。平成22年度の環境の状況としては、大気や水質等の環境質については、光化学オキシダント(光化学スモッグ)など、一部で環境基準未達成の項目や地域もあるものの、概ね良好であった。温室効果ガス排出量(平成21年度)は、前年度に比べ7.2%減少、基準年(平成2年度)に比べ1.1%減少した。また、トキについては、平成22年11月に13羽、平成23年3月に18羽放鳥し、平成20年度から計60羽放鳥した。一方、環境保全施策については、平成19年3月策定の新潟県環境基本計画に基づいて、「県民の参加・協働で環境保全に取り組む社会づくり」、「自然と共生した潤いのある社会づくり」など、6つの柱に沿って体系的、かつ重点的に展開したという。
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