三菱重工業(株)、省電力を実現した電動アシストMET過給機を開発
発表日:2013.10.17
三菱重工業(株)は、三菱重工舶用機械エンジン(株)が、従来の補助ブロアを使用した場合に比べ、約30%の省電力を実現した電動アシストMET過給機を開発したと発表した。これは、提携先である米国のカルネティックス・テクノロジーズから高速電動モーターの供給を受けて開発したもの。エンジンの排ガスによって生成されるエネルギーを活用し船舶の燃料消費量を大幅に削減することができる「ハイブリッドMET過給機」の高速発電・電動機を、電動機能に絞って小型化し過給機に内蔵、船舶が減速運航を行う際のプラント効率の最適化を実現した。主機エンジンによる燃料の燃焼効率を高めて、少ない電力消費量で補助ブロアと同等以上の性能を得ることができるようになったという。
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