静岡県、平成23年度の温室効果ガス排出状況を公表
発表日:2013.12.19
静岡県は、平成23年度の県内の温室効果ガス排出状況を公表した。同県では、地球温暖化対策の推進状況を把握するため、県内の温室効果ガス排出量を推計している。今回の公表によると、平成23年度の静岡県内の温室効果ガス排出量(確定値)は、2,969万3千t-CO2で、京都議定書の基準年度(平成2年度)比13.7%の減少、前年度(平成22年度)比3.3%の減少となった。なお、森林吸収量を含めると、基準年度比16.0%の減少、前年度比2.6%の減少となる。同県では、前年度に比べて排出量が減少した要因として、東日本大震災による、生産活動の縮小や節電機運の高まりを受けて、エネルギー消費量が減少したことなどを挙げている。また、温室効果ガスのうち二酸化炭素の排出量について、平成23年度(確定値)は、2,868万t-CO2で、基準年度比5.5%の減少、前年度比3.3%の減少、平成24年度(速報値)は、2,777万8千t-CO2で、基準年度比8.5%の減少、前年度比3.1%の減少となった。
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