新潟県、2009年度(平成21年度)の県内の温室効果ガス排出量を公表
発表日:2011.09.14
新潟県は、2009年度(平成21年度)の県内の温室効果ガス排出量を公表した。同県は、地球温暖化対策の一環として、温室効果ガスの排出量及び吸収量を算定している。2009年度の新潟県内の温室効果ガス排出量は、2,485万トン-CO2となり、初めて京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年度、HFCs、PFCs、SF6は1995年度)の排出量より約1.1%(29万t-CO2)下回った。また、前年度(2008年度)の排出量と比べると、約7.2%(193万t-CO2)減少した。排出量の減少の原因となる2008年度からの動向は、1)産業部門の燃料・電力・都市ガス使用量の減少、2)自動車燃料使用量の減少、3)セメント製造量の減少、4)民生(業務・家庭)部門の電力使用量の減少、がある。なお、2009年度の京都クレジット及び森林吸収量を反映した排出量は、2,181万t-CO2(東北電力が調達した京都クレジットを反映した削減量:186万t-CO2、県内の森林による吸収量:118万t-CO2)となった。
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