環境省は、花粉症に対する新しい科学的知見や関連情報を紹介するために作成している「花粉症環境保健マニュアル」について、最新の情報を踏まえて改訂を行った。花粉症は、日常生活に与える影響などによる社会的損失も大きい疾患であることから、花粉症問題の解決に向けて、さまざまな関係省庁が協力して、スギ花粉の発生源対策や花粉観測・予測体制の整備、治療法の開発、発症の仕組みに関する研究などを進めている。同省では、保健師など保健指導の関係者をはじめ、広く花粉症に対する新しい科学的知見や関連情報を紹介するため、同マニュアルを作成している。今回、最新の知見を踏まえて2014年版として改訂した。同マニュアルは、平成26年1月20日より同省のホームページ上に公開されている。