栃木県は、エコ農業とちぎ実践宣言・応援宣言を、平成26年5月20日から募集すると発表した。同県では、地球温暖化や生物種の減少等の問題が顕在化している中、環境負荷の軽減は、産業としての責務であり、農業分野でも環境に配慮した取組の一層の推進が必要であるとしている。今回、自然豊かな栃木の風土を守りながら、持続的な農業の実現を目指し、県民全体ではぐくむ「エコ農業とちぎ」を展開していくため、農業者及び消費者等からエコ農業とちぎの「実践宣言」「応援宣言」を募集する。1）実践宣言：県内で農業に取り組む全ての農業者等が対象、地球温暖化防止、生物多様性の維持・向上、環境負荷の低減、安全・安心・信頼性の確保の4課題の解決に向け、自ら取り組む活動を選択し宣言する。2）応援宣言：消費者等が対象、実践宣言者が生産した農産物を購入・販売・利用することなどで応援することを宣言する。同県では、両宣言の申請者に「宣言書」を発行し、宣言者の情報を県ホームページで公表するという。