環境省、第1回国連環境総会(UNEA)の結果を公表
発表日:2014.06.30
環境省は、平成26年6月23日から27日にケニアのナイロビで開催された「第1回国連環境総会(UNEA)」の結果を公表した。2012年の国連持続可能な開発会議(リオ+20)において、国連環境計画(UNEP)の強化策として、これまで58か国の理事国で構成されていた管理理事会に代わり、すべての国が参加する国連環境総会を開催することとされた。今回の総会では、SDGs及びポスト2015年開発アジェンダ、持続可能な生産と消費、野生生物の違法取引、気候変動、生物多様性、小島嶼開発途上国支援へのUNEPのコミットメントを確認し、これらについて国際社会に呼びかける閣僚級成果文書が採択された。また、環境分野での国連システム内調整、科学と政策のインターフェース、生態系ベースの気候変動適応、化学物質・廃棄物対策、大気汚染、海洋プラスチック廃棄物及び微小プラスチック等に関する決議が採択された。なお、第2回国連環境総会は、2016年5月23~27日に開催される。