富士経済、リチウムイオン二次電池材料の世界市場を調査
発表日:2014.08.25
(株)富士経済は、リチウムイオン二次電池を中心に、一次電池と二次電池の材料市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2014電池関連市場実態総調査 下巻」を発表した。これによると、二次電池材料市場は、リチウムイオン二次電池の主要4材料(正極活物質、負極活物質、電解液、セパレータ)が市場の6割以上を占めており、同材料の単価が下落したことから全体の市場は伸び悩んでいるが、2013年は6,651億円、2018年には1兆294億円になると予測される。また、リチウムイオン二次電池市場は、スマートフォンやタブレット端末の登場により、高容量のリチウムイオン二次電池が求められていることから、2018年には2013年比63.8%増の9,285億円と予測されるという。一方、一次電池材料市場は、一次電池でマンガン乾電池からアルカリマンガン乾電池への需要シフトなどがみられるものの、成熟市場であることから横ばいが予測されるという。
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