（株）デンソーは、住まいの省エネをサポートするホーム・エネルギー・マネジメント・システム（HEMS）の新モデルを開発し、2014年11月から販売を開始すると発表した。今回開発したシステムは、ユーザーが保有するタブレット端末からHEMSの操作を行うことができるもの。操作性を向上させたほか、トップ画面でエネルギーの使用状況や電気代などが一目で分かるため、省エネ意識を促すことができる。また、エコキュートなどの同社製品や、エアコンなど各家電メーカーの製品を接続し、スマートフォンなどを使って外部からオン・オフ操作をすることができる。さらに、電力ピークカット機能を搭載し、あらかじめユーザーが設定した電力量を超えそうな時、ユーザーが選択した順番で電気機器の電源を自動でオフすることができる。また、蓄電池とセットで使うことで、翌日の天気予報に基づき太陽光の発電量を予測し、蓄電池へ貯める最適な蓄電量を計算し蓄電することができるという。