埼玉県、微小粒子状物質(PM2.5)に係る注意喚起の地域区分を細分化
発表日:2014.10.29
埼玉県は、「埼玉県微小粒子状物質(PM2.5)に係る注意喚起要綱」を見直し、平成26年10月29日から正午及び午後5時の予測で地域区分を細分化すると発表した。同県では、大気中のPM2.5濃度を毎日午前8時、正午及び午後5時の3回予測し、その日の平均値が、健康影響の可能性が懸念される70μg/m3を超えるおそれがある場合は、注意喚起を行っている。今回、測定局の整備状況等を踏まえ、これまで県南部及び県北部の2地域だった区分を光化学スモッグ注意報等と同じ8地域に細分化し、よりきめ細やかな注意喚起が行えるようにした。午前8時の予測は、国が広域的に行うものとしているため、従来のとおり2地域の区分である。また、注意喚起に、汚染を悪化させないための呼びかけを追加し、悪化させるおそれのある自動車の運転や屋外で物を燃やすことは、できるだけ控えるよう呼びかける。なお、県内で行った注意喚起は、平成26年6月3日の1回だけで、当日の日平均値は70μg/m3を超えなかったという。
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