相模原市、水素エネルギー普及促進ビジョンを策定
発表日:2014.12.09
相模原市は、「相模原市水素エネルギー普及促進ビジョン」を策定したと発表した。水素は、利用段階では二酸化炭素を排出しない「クリーンエネルギー」であることから、次世代エネルギーとして期待されている。国は、平成26年6月に「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を策定し、水素社会の実現を目指している。また、九都県市首脳会議でも、水素エネルギーの普及に向けて取組を開始している。今回策定した同ビジョンは、快適で豊かな水素社会の実現を目指し、中長期視点から今後展開すべき施策の方向性を示すとともに、市全体での取組促進を図るもの。今後実施を検討する施策として、1)燃料電池自動車の普及促進、2)水素ステーションの整備促進、3)家庭用燃料電池及び産業用燃料電池の普及、4)水素関連産業の集積・育成、5)水素タウンの形成、をあげている。同市では、これらの施策について、平成27年度から、平成32年の東京オリンピックや平成39年のリニア中央新幹線の開業などを見据えながら、段階的な実施を目指していくという。
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