鹿児島県、「水素社会を見据えた取組方針」を策定
発表日:2016.03.31
鹿児島県は、「水素社会を見据えた取組方針」を策定したと発表した。水素は、水や多様な一次エネルギー源から様々な方法での製造が可能であり、気体・液体・固体(合金に吸蔵)というあらゆる形態で貯蔵・輸送することができる。また、利用方法次第で高いエネルギー効率、低い環境負荷、非常時対応等の効果があり、実用化については、定置用燃料電池や燃料電池自動車にとどまらず、水素発電等にまで拡がっていくことが期待されている。今回策定した方針は、同県における水素エネルギーの利活用の促進を図るため、水素エネルギーの導入意義や同県の現状、課題等を整理するとともに、将来の水素社会の実現に向けた県としての今後の取組等を取りまとめたもの。当面の取組として、1)県民の理解促進、2)水素・燃料電池関連製品等の普及促進:定置用燃料電池(エネファーム等)、水素ステーション・燃料電池自動車、3)再生可能エネルギー由来の水素製造に向けた基盤づくり、を実施するという。
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