福島県、2012年度の温室効果ガス排出量を公表
発表日:2014.12.22
福島県は、2012年度(平成24年度)の県内における温室効果ガス排出量を公表した。これによると、2012年度の温室効果ガス総排出量は、1,758万t-CO2で、基準年度である1990年度と比較すると15.5%上回っていた。前年度と比べると約75トン増加しており、その主な要因として、エネルギー使用量が前年度と比べてほぼ同じ水準であったものの、火力発電用の化石燃料消費量が増加したため、電気事業者に係る排出係数が上がったことを挙げている。また、2012年度の森林吸収量(145万9千トン)及び京都メカニズム等を活用した東北電力の調整後排出係数を用いた削減量(51万トン)を差し引くと、総排出量は1,561万トンとなり、基準年度比2.5%上回った。
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