福島県、2017年度の温室効果ガス排出量を公表
発表日:2020.08.10
福島県は、2017年度(平成29年度)の県内における温室効果ガス排出量を公表した。これによると、2017年度の温室効果ガス総排出量は17,673千t-CO2で、基準年度である2013年度と比較すると6.3%下回っていた。前年度と比べると1.0%の減少となり、総排出量の大部分を占めるCO2の排出量は1.1%の減少となった。その主な要因としては、省エネ等によるエネルギー使用量の減少や、再生可能エネルギーの導入拡大等による電気使用量に係る二酸化炭素排出係数の減少などが挙げられている。また、2017年度の森林吸収による削減量(730千t-CO2)、電力会社の調整後排出係数による増加量(20千t-CO2)及び再エネ導入による削減量(477千t-CO2)を合計すると、総排出量は16,486千t-CO2となり、基準年度と比較すると12.6%下回った。
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