高知県は、コベルコ建機（株）と、平成26年12月18日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結したと発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回、（株）レンタルのニッケンが保有するコベルコ建機（株）の林業機械について、1年間の稼動（森林整備）で排出するCO2の10%をカーボン・オフセットするため、2t-CO2のクレジットを売買する。コベルコ建機では、日本の森林整備に焦点を絞り、森林吸収クレジットを活用した独自のカーボン・オフセットプログラムを展開しているほか、低燃費を追求した油圧ショベルを開発する等、積極的なCO2削減活動に取り組んでいる。なお、今回の契約は、オフセットプロバイダであるグリーンプラス（株）との契約となる。