高知県は、（株）谷渕組と、平成26年12月26日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結したと発表した。J-VERは、カーボン・オフセットの取り組みを普及・促進するため、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回のクレジットは、（株）谷渕組が行う「復旧第27-2号 中尾谷復旧治山工事」及び「林地荒廃第106号 大平林地荒廃防止工事」で排出されるCO2排出量の半分をオフセットするもので、合計で7t-CO2のクレジットを売買する。同社は、工事のカーボン・オフセットだけでなく、工事現場では生態系に配慮した吹付工事の施工や、工事現場で発生する産業廃棄物の再利用に取り組んだり、ロードボランティアによる地域貢献活動等、環境に配慮した様々な企業活動を行っている。なお、同社のオフセット・クレジット購入は4件目となる。