三菱日立パワーシステムズ、インドの石炭火力発電所向けボイラー等を受注
発表日:2015.03.09
三菱日立パワーシステムズ(株)は、インド合弁会社であるL&T- MHPSボイラー社およびL&T- MHPSタービン・ジェネレーター社が、同国マディヤ・プラデシュ州発電会社(MPPGCL)が新設するスリィ・シンガジ発電所向けに超臨界圧石炭焚きボイラーおよび蒸気タービン各2基を受注したと発表した。インドでは、経済発展に伴う電力需要の急増により、電力の需給ギャップが顕在化しており、一部の地域では電力不足が深刻化している。そのため、大規模な電源開発計画が次々に打ち上げられている。スリィ・シンガジ発電所は、MPPGCLがインド中部のマディヤ・ブラデシュ州カンドワ市近郊に建設するもので、運転開始後は、地域の旺盛な電力需要に応えることとなる。今回供給するボイラーは、出力各66万kWの超臨界圧ボイラーで、高い発電効率を実現するとともに、CO2排出量も抑制するという。なお、運転開始は1号機が2018年4月、2号機が2018年8月の予定。
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