埼玉県は、「埼玉エコタウンプロジェクト」において、ミニエコタウン協働事業者を募集すると発表した（募集期間：平成27年4月10日～30日）。同プロジェクトは、再生可能エネルギーによる創エネと徹底した省エネによりエネルギーの地産地消を目指すもの。今回、県内各地に「エコタウン」を拡大するため、ハウスメーカーなどの民間事業者を募集し、県と協働で小規模な既存住宅地を「ミニエコタウン」に変える事業を新たに実施する。協働事業者は、住民ニーズの把握、住民への働きかけ、太陽光発電設備の設置や省エネリフォームの施工などを実施。創エネ・省エネのビジネスモデルを構築して、来年度以降、自社の他の街区や他の民間事業者に普及・拡大させる。一方、県は、協働事業者が施工する太陽光発電設備の設置や省エネリフォームなどに取り組んだモデル街区の住民に対し補助金を交付して取組を支援する。同県では、6月上旬までに協働事業者を3社程度選定する予定という。