三菱商事と九州電力、熊本県南阿蘇村で地熱資源の調査を実施
発表日:2015.05.21
三菱商事(株)と九州電力(株)は、熊本県南阿蘇村において、地熱資源調査を実施すると発表した。両社では、国産エネルギーの有効活用、並びに地球温暖化対策面で優れた電源である地熱発電について、熊本県南阿蘇村における地熱資源の調査・開発に関する協定を平成25年12月10日に締結し調査計画の検討を進めてきた。平成27年1月14日には、同村の「南阿蘇村地熱資源の活用に関する条例」に基づいて地熱資源調査の申し入れを行った。今回、同村から調査の実施に関する同意書が交付され、調査を実施することとなった。平成27年度は、地下構造を把握するための地表調査(重力探査、電磁探査)、周辺温泉等の現状調査、及び経年変化を把握するための温泉モニタリングを行う予定。また、調査の結果、地熱資源が期待できる地下構造が確認された場合には、調査井の掘削など地熱資源開発に向けた検討を進めるという。
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