富士電機、出光大分地熱から地熱バイナリー発電設備を受注
発表日:2015.05.26
富士電機(株)は、出光大分地熱(株)から、滝上バイナリー発電所向け5,000kW級地熱バイナリー発電設備を受注したと発表した。地熱発電は、再生可能エネルギーである地中の蒸気・熱水を利用して発電するため、ベース電源として、安定的に電力を供給することができる。また、バイナリー発電は、沸点が低い媒体(ペンタンなど)を用いる発電方式で、地熱発電で利用後に地中に戻していた低温熱水(100℃~150℃)を活用し、発電することができる。今回受注した設備は、大分県玖珠郡九重町の滝上バイナリー発電所に設置され、九州電力(株)の滝上(地熱)発電所(発電容量27,500kW)に供給している蒸気に付随して噴出する熱水を活用して発電するという。なお、稼動時期は2017年3月の予定。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS