九電みらいエナジーなど、鹿児島県指宿市の地熱バイナリー発電所を建設開始
発表日:2016.08.02
九電みらいエナジー(株)と九州電力(株)は、九州電力の山川発電所(鹿児島県指宿市)構内において、地熱バイナリー発電所の建設工事を開始したと発表した。地熱バイナリー発電は、水より蒸発しやすい媒体(液体)を地熱蒸気で加熱して蒸発させ、タービンを回して発電する方式で、地熱蒸気の温度が低くても(200℃以下)発電可能。今回の地熱バイナリー発電所は、出力が4,990kW(発電端)で、空冷式バイナリー発電方式(使用媒体:ペンタン)。従来の発電方式では利用できなかった地熱資源(還元熱水の熱)を有効活用するのが狙いで、九州電力が熱供給し、九電みらいエナジーが発電所を運営する。運転開始は、平成30年2月の予定。
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